家族全員に関わることだし、自分も社会人になって最初の数年はお世話になりそうなので、例のマンションの権利者説明会に出てみた。
思ったことや気になったことを忘れないうちにmemoしておく。
---
事の経緯や今までのまとめに関してはここがよくまとめてくれている。
http://blog.livedoor.jp/vivit2007p2/archives/51181724.html
けど、リンク先で書かれてる内容と実際とでは若干違う点があるのでちょっと指摘してみる。
まず、リンク先のフロアの平面図。南側だけ柱がスカスカな印象があるが、実際には今回問題があった柱と同程度の柱とひと回り小さい柱が等間隔に混在している。リンク先の図には南側から数えて横2列目にあるはずの8本の柱が描かれていない。
後、最初の報道で5cm径の鉄筋と報じられた為、ネットでこの件に関して調べてみると、みんなD51だD51だと言っているが、実際に柱に使われている鉄筋は清水建設の説明資料によると22本(まぁ、残念なことに今は20本だが...)の鉄筋全てが41mm径とのこと。なんで報道と食い違っているのか謎。質問したかったが、残念ながら時間がなかった。
前回、中日新聞で引用した部分なんだけど、説明を聞く限りでは
市によると、設計上は1本の柱に22本の鉄筋が必要だが、テンプレートの穴は20しかなかった。鉄筋は、テンプレートを元にして鉄板に穴を開けて差し込む仕組み。穴の数通りの鉄筋が入っていたため、施工段階で不足に気付かなかったとみられる。
この表現にはちょっと語弊があるみたい。どうやら最初に穴が22あるテンプレートの穴を2つ塞いで20にしたようだ。(ここでわざわざ穴を埋めてなければなぁ...)なので鉄筋を新たに突っ込む余地が真ん中に確保できるそうな。
コンクリの削り方はリンク先の予想通り、超高圧ウォータージェット工法であってる。
この工法だとコンクリだけを凹凸に削って、鉄筋部分は傷めないというのだが...どうなんだろう。一番の不安がココにある。
配筋検査は問題の階以外も過去に撮った写真4000枚を元に設計図通りであることを清水建設が既に確認。更に配筋が変わる特定の階層で引き続き第3者の日本建築センターが監査。更にコレではみんな納得しないので日本建築センター以外の清水建設とは繋がりを持たない第3者が更に全配筋を確認することになりそうだ。
配筋検査はかなり念入りにやることになるんだなぁという印象を受けたが、どっちにしろ数ある改修方法の中でも今回説明した補修工事という形がそこに住む人にとって最善の方法なんだという第3者による技術的な面での確証が得られないままではとてもじゃないが、みんな今回提案された補修工事は認めないだろう。
その場にいた権利者の方も言ってたけど、説明会でも第3者の専門家は居て欲しい。正直、建築に関してはこっちはシロートなので技術的な話を清水建設や日建設計の人から言われても、こちらは「はぁ、そうなんですか。」としか言えない。しかもそれが信用できないので不安感が最後まで拭いきれない。
---
http://blog.livedoor.jp/vivit2007p2/archives/51176194.htmlより当時のJR市川駅南口は,低層の老朽化した木造建築物が密集していた.
今となってはあの街並みが非常に懐かしいものに思えてくる...。(;´-ω-)-3
---
#理事会の人とかご高齢の方が多いのに大変だよなぁと思う。
#ところでいざ、会場から出てみるとマスコミ関係っぽい人が結構居てびっくり。カメラも居たので全国区でちょっと映ったかもしれない。まぁ、研究室に籠もりっぱなしなので、実際に放映されたかどうかは全然分からないのですが~。