この間チラッと紹介したアレです。
流石に通勤に片道1時間10分かけると本を読める時間が爆発的に増えるな。
この本に関する他の人のレビューは角谷さんのブックマークを見た方が早いかもなぁ。自分は前半の章がとにかく面白く感じられた。
様々なインターフェイスのスタイル...
プル型やプッシュ型
複数メソッド、単一メソッド
ステートレス、ステートフル
...等今まで適当に考えてあまり意識してなかった部分を解説してくれているので非常に為になった。
また、ステートレスをステートフルでラッピングする話から始まる、インタフェースの変換に関する話題も面白く感じられた。
具体例で実際に設計してみる部分は少々読みづらかった。一度にたくさんインタフェースを紹介されてもなかなか頭にはいらん。
あと、デザインパターンに関する補足説明が良かった。
個人的に既存のインターフェイスを変形させて使えるようにするのが、アダプター。
既存のインターフェイスと同じインターフェイスにして透過的にしたのがデコレータと思っていたのだが、デコレータはユーザが機能を組み合わせる手段を提供して初めてデコレータなのね。プロキシとごっちゃにしていたことに気づかされた。
ちょっと残念なのは誤字脱字が若干多いと言うことだろうか。
例えば、p135
正規表現を用いたパーサーを使うこともできるし、何故かココだけ、ですます調でなく激しい違和感を感じた。(´Д`;
あとシーケンス図にメッセージ名が一部抜けてたり(p154)とかインデントがずれていたりとか(p193)してる。まぁ、あまり話の本筋とは関係ないけど、ちょっともったいないように感じた。
---
さて次は何を読むかねぇ。
途中で止まってるHaskell本(ふつける)辺りでもまた読み始めるかな。最近また関数型言語に興味が湧いてきた。